- POSTED
- :2024.10.23
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- : 自律神経お知らせ健康情報セルフケア
睡眠を制する者は、疲労を制する②
本日もブログを読んで頂き
ありがとうございます^^
前回のブログの続き、
睡眠についての第二弾です!
「最近よく眠れない」「寝つきが悪い」
と感じることはありませんか?
季節の変わり目は、特に自律神経が
乱れやすくこれを感じやすいのです。
そして、その大きな原因は
腸内環境にあるかもしれません!
腸は食べ物を消化するだけではなく、
睡眠の質にも大きく関わっています。
今回は、腸内細菌と睡眠の関係
について解説していきます!
①腸内細菌って何?
腸内には腸内細菌が数兆個住んでおり、
それぞれが異なる働きを持っています。
善玉菌(体に良い影響を与える菌)と
悪玉菌(体に悪影響を与える菌)
日和見菌(多い菌の味方をする常在菌)
に分かれています。
健康な体を維持するためには、
善玉:2 悪玉:1 日和見:7
この腸内細菌のバランスが大切です。
善玉菌だけが大切ではないということ
このバランスが崩れると、
消化や免疫だけでなく脳の働きや感情、
さらには睡眠にも影響を与えます。
※日和見菌は身体に元々ある菌の事
②腸と脳はつながっている
腸と脳は「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」
と呼ばれる仕組みでつながっています。
この関係により気分やストレスの感じ方、
更に睡眠の質にまで影響を及ぼします。
つまり腸内の環境が悪化すると、
脳にストレスが伝わりやすくなり、
不眠や眠りが浅くなることがあります。
③ 睡眠に欠かせない!
「セロトニン」と「メラトニン」
良質な睡眠には、
メラトニンというホルモンが重要です。
メラトニンは夜になると分泌が増え、
眠気を起こし睡眠リズムを整えます。
このメラトニンは、腸内で作られる
セロトニンという物質から作られています。
なんと、
体内のセロトニンの約90%は
腸内で作られているのです!
そのため、腸内環境が悪くなると
セロトニンが十分に作られずに
結果としてメラトニンの分泌が減少し、
不眠や夜中に夜間覚醒が増えると言われています。
④腸内環境を整えると睡眠の質は向上
どうすれば腸内環境を整え、
睡眠の質を改善できるのでしょうか?
効果的な3つのポイントをお伝えします。
↓↓↓
・食物繊維をしっかり摂る
食物繊維は、善玉菌のエサとなり、
腸内環境を整えるために欠かせません。
野菜、果物、全粒穀物、海藻などに豊富です。
・発酵食品を積極的に摂取
納豆、キムチ、味噌などの
植物性発酵食品には、
善玉菌が多く含まれています。
これらを摂ることで、
腸内の善玉菌が増えバランスが整います。
・加工品をなるべく食べない
添加物が入った調味料を避けて
なるべく手づくりを心がけましょう。
・規則正しい生活を心がける
食事や睡眠の時間を一定に保つことで、
腸内細菌のリズムが整います。
特に夜遅くの食事や夜更かしは、
腸内環境に悪影響を与えるため避けましょう。
セロトニンは朝日を浴びることで分泌が促進され、
夜のメラトニンの材料になります。
腸内環境を整えることで、
健康が向上し心もリラックスしやすくなります。
腸内細菌が元気だと、良質な睡眠が得られ、
朝もすっきり目覚めることができます。
まさに、
腸内環境を整えることは、快眠への近道!
冒頭にもお伝えしたように
「最近寝つきが悪い、眠りが浅い」
を感じている方はお食事を見直して
腸内環境を整えてみてください。
意外なところから、
ぐっすり眠れるようになるかもしれません。