膝痛

膝の痛みの原因は非常に多岐にわたります。スジを違えたり、足をくじいたり、靭帯や軟骨を痛めるといった怪我が原因である場合もあれば、変形性関節症（関節の炎症）、腱炎（腱の炎症）、滑液包炎（膝のクッションである液体の入った袋の炎症）などの生体反応が原因となることもあります。人間は立位歩行をするため、膝をはじめ、腰、骨盤、足関節にまで負担がかかっています。1日10時間以上も約3kgの頭を支えているため、その負担は膝痛の原因となることが少なくありません。

膝痛の原因は膝だけにあるとは限りません。姿勢そのものの変化が関節への負担を増やし、「筋緊張」と呼ばれる筋肉の収縮を引き起こしたり、「不均等」と呼ばれる筋肉の偏った使われ方をする状態を招いたりすることで、膝痛やしびれを引き起こすケースが多いのです。

膝痛は、膝関節周囲の筋肉が収縮し、緊張した状態になることで血行が悪くなり、痛みが生じることが多くあります。この緊張を解き、痛みがない＝「筋肉がゆるんだ状態」を当たり前にしていくことで、痛みの解消につながるのです。
岩瀬郡のぽぷら整骨院では、膝痛だからといって膝だけを診るのではなく、膝の痛みが出てきた経緯を詳しく伺い、腰、脚関節、足の裏なども含めて全体的にチェックします。診療室に入室されたときの姿勢まで観察し、膝の単独の問題か、他の部位をかばうことで生じた二次的な痛みなのか、膝痛の本当の原因を徹底的に探ります。