- POSTED
- :2024.10.09
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- : 自律神経お知らせ健康情報セルフケア
睡眠を制する者は、疲労を制する
本日もブログをお読みいただき
ありがとうございます!^^
自律神経専門の当院ですが、
その中で最も多いお悩みが
『夜ぐっすり眠れない』です。
なぜ現代人は『眠れない』のか?
「疲れを取るためには睡眠が大切」
だけどなぜ睡眠が重要なのか?
脳疲労、肉体の疲労、そして自律神経
という3つの視点から睡眠の重要性を
まとめていきたいと思います!
①脳疲労と睡眠の関係
脳は、私たちが起きている間
ずっと働き続けています。
仕事や勉強、会話中、
スマホの画面を見るだけでも、
脳は情報を処理し活動しています。
この活動が続くと、
疲労物質の蓄積が脳疲労を引き起こし、
集中力低下や思考の遅れを感じ始めます。
睡眠中は脳が疲労物質を効率的に処理し、
神経細胞の回復を促します。
さらに、脳内の老廃物もクリアされて
起きた時には頭がすっきりと
リフレッシュされた状態になるのです。
なので、睡眠が不足すると、
疲れが残り思考力や注意力が鈍ります!
②肉体疲労の回復と睡眠
日中私たちは動き回り常に
筋肉や関節に負担をかけています。
このダメージを修復するのが、
睡眠中に分泌される成長ホルモンです。
これは筋肉や組織の回復を促します。
特に、
スポーツや肉体労働をしている方は、
睡眠が重要なリカバリーの時間となります。
よって、質の高い睡眠を取ることが
パフォーマンス向上し疲れにくくなるのです。
③自律神経と睡眠の関係
自律神経は、私たちが意識せずに行っている
体の機能をコントロールする神経系です。
例えば、心拍や呼吸、消化などが
自律神経によって調整されています。
自律神経には、
交感神経(活動やストレスに対応する)と
副交感神経(リラックスや休息を促す)の
それぞれ2つの役割があります。
睡眠は自律神経のバランスを整えます。
深い眠りには、副交感神経が優位になり、
体がリラックスして心拍や呼吸が落ち着きます。
これにより、心身のストレスが緩和され
日中の活動で高まった交感神経の働きをリセットします。
逆に、
睡眠不足が続くと自律神経のバランスが乱れ
ストレスを強く感じたり、疲労を感じやすくなるです。
◆現代人はなぜ「眠れない」のか?
良質な睡眠を摂るには…
・一定の睡眠リズム
→同じ時間に寝起きし日光を浴びる
・就寝はリラックスした環境で
→暗く静かで、安心できる場所の確保
・運動習慣をつける
→適度な運動を習慣化(1日3分でもOK)
・糖質中心の食事をしない
→夜間低血糖が起こり目が覚める原因に
・カフェイン依存を解消する
→コーヒー・エナジードリンクでの
眠気覚ましは無理やり体を動かして
かえって疲労が蓄積する原因に…
本来はこれらが大切です。
ですが、これをすべてこなすのは、
現代人にとって簡単ではないですよね。
まずは、変化出来そうな項目から
一歩ずつ習慣を変えていきましょう^^
最後に、
現代人の睡眠の妨げになるもの
第一位は『スマホ依存』です!
就寝前は読書をしたり、音楽やラジオを聞いたりして
デジタルデトックス時間も確保していきましょう。
睡眠は単なる「休息」ではなく、
脳と体、自律神経を回復させるための
必ず必要な重要プロセスです!
良質な睡眠を取ることで
脳機能が向上し、
心的ストレスにも強くなれます。
ぜひ睡眠の質を意識して、
心と体をリフレッシュしてみてください。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました^^